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2013/06/07

PAYDAY(ペイデイ)レビュー

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 クリア時間は15時間ほど。最近のCOOPブームの火付け役であるL4Dに影響を受けた作品の一つだが、こちらはかなりFPS然としている。
 弾薬は少なく、敵は四人ではさばき切れないような数が出てくる上に、状況を打破できるようなプレイヤーにもたらされた「救済措置」といった都合のよいものは存在しない。
 ノーマルやイージですら、クリアできないこともある。

キャッシュを鞄に詰めている間にも別の場所で仲間は戦っている


 俗にいうランボープレイと呼ばれる弾をばら撒いてゴリ押しするプレイスタイルでは、どんなユーザーでもクリア不可能だろう。
 物陰に隠れて、一人一人敵を片付けていく。強い武器や補助アイテムをアンロックするために何度もマップをプレイして経験値を稼ぐといった硬派なプレイスタイルはリアル系FPSのそれだが、不思議と心地よい。

 ダウンし、身動きの取れなくなった仲間を助け起こしたり、一人では対処できない特殊な敵を倒すために共闘したりと、ただ同じゲーム内に別のプレイヤーがいるだけの擬似的なCOOPとは違い、本来の意味での協力プレイがある。

条件が揃えば、一般人以外も人質にすることができる


 一部マップの異常な難易度、次に何が起こるのかを理解していないと辛い状況など、初心者であればあるほど厳しいゲームシステムは万人には受け入れがたいものだが、熟練したFPSユーサーには調度よいと言えるものだと思う。

L4Dとコラボしたマップも含まれている


 ユーザーはAssault、Sharpshooter、Support(DLCも含めればTechnician)といったクラスを選択することができるが、アンロックできるアイテムの種類が変わるだけで、キャラクターの身体能力は別段、変わらない。
 マップの種類は少なく、難易度の高いステージに挑むために簡単なマップを何度もプレイして経験値を稼ぐというのは正直、苦痛だった。それを乗り越えられれば快適なプレイを楽しむことができるが、乗り越えられないユーザーへの救済策は確実に必要だっただろう。


DLC:WOLF PACKついて


 新しい武器のアンロックを可能にし、マップを増やすDLC。マップ自体はDLCを購入済みのユーザーがホストをしていれば、未購入者も問題なく参加することができる。
 しかし 、更なるキャラクターの強化やマシンピストル等の“今までとは一味違ったゲームをしている感覚”を得ることは購入済みのユーザーにしか体験できないものだ。
 PAYDAYのファンなら購入するべき一品だ。


 初見ユーザーやFPSに慣れていないユーザーには厳しいゲームだが、この値段でこのクオリティならば安いと断言できる。
 難易度の高いゲームが好きなユーザー、一緒にプレイしてくれる友人がいるユーザー。そういった人々にプレイして貰いたい作品だ。


没入感:低い
ストーリー:低い
グラフィック:やや低い
戦闘の魅力:普通
リプレイ性:高い
PC負荷:普通
問題:初心者に厳しすぎるゲームデザイン。

総合:6.5/10

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